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【セミナー開催レポート】 日本での就職を目指す理系留学生を応援! 「SYUKATSU(就活)」がテーマのオンラインセミナー開催

作成者: human_resocia|2020/08/27 2:00:38

ヒューマンリソシア株式会社は、日本の大学や大学院で学ぶアジア各国出身の留学生の日本での就職を支援に向け、「SYUKATSU(就活)」をテーマとした無料オンラインセミナーを開催しました。セミナーは、独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」)が実施する「イノベーティブ・アジア」参加者をはじめとした理工学分野の留学生を対象 とし、フィリピンと日本の人材交流事業を手掛ける株式会社reaple(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:佐々木 隆宏)の協賛のもと開催しました。

※1 「イノベーティブ・アジア事業」とは、ODA 等を活用したアジアにおける高度外国人材育成・還流事業。アジアにおける開発途上国の特定のトップレベル大学の優秀な若手理系人材に対し、日本の大学院等への留学や、日本国内の企業等でのインターンシップの機会を提供することで、日本とアジアの開発途上国双方におけるイノベーション促進に貢献することを目指すものです。

■セミナー開催概要

◇開催日時: 2020年8月5日(水)18:30~20:00

◇対象者: イノベーティブ・アジア事業を通じて、日本に留学しており、日本での就職を希望している方、および理系分野の留学生

◇開催内容:日本の就職活動について、日本企業に就職した経験者からのアドバイス 他

セミナーでは、世界40カ国から800名以上の海外人材を採用している当社 「GIT(Global IT Talent)サービス」から得たノウハウから、日本の就職活動についての説明や、就職活動を通じて当社でエンジニアとして就業している留学生の経験談をご紹介しました。また、reaple社の代表佐々木隆宏氏より、日本で就職したい留学生向けに、熱いメッセージをお送りいただきました。

セミナー後のアンケートでは、半数が、日本で働きたい理由として「日本のテクノロジーが魅力」であると回答しました。一方で、日本で働く上での不安について、6割が「日本語力」と回答し、面接や適性検査といった就職プロセスや、仕事で求められる日本語力への不安の声が多く寄せられており、継続的な日本語力向上に向けたサポートの必要性が浮き彫りとなりました。

■参加者アンケートより

日本で働きたい理由第1位は「日本のテクノロジー」に魅力!

日本で働きたい理由を聞いたところ、約半数が「日本のテクノロジー」と回答しました。その他は、「給与・福利厚生」、「日本の文化」などが、日本で就職したい理由の上位となりました。

留学生にとって、日本での就職活動は「難しい」

日本での就職活動について、率直な意見を聞いたところ、多くの参加者が、留学生にとって難しいと回答しました。特に、留学生を対象とした募集ポストが少ないことや、高い日本語力が求められることに、大きな不安を感じているようです。

◇参加者のコメント(一部抜粋)

  • 日常会話レベルでは十分でないため、日本語が就職活動での一番の問題。
  • 留学生も日本人と同じ採用プロセスで選考されるため、日本での仕事探しは難しいと感じた。留学生には柔軟に対応してくれると良い。
  • 日本語能力が大きな課題。企業が基本的な日本語力で受け入れてくれ、適性検査と履歴書の提出が英語であれば助かる。

■セミナー内容詳細

<Section1> 日本の「SYUKATSU(就活)」について

海外と異なり独自の就活と呼ばれる日本の就職活動について、ポイントとなる点をご紹介しました。また就活に当たり、日本語を母国語しない留学生が取り組むべきこと、また日本式の面接や履歴書の書き方等、留学生にとってなじみのない慣習も合わせてご説明しました。

Section1の最後には、日本に留学し、在学時代に就職活動を経験して当社に入社したITエンジニアが、自身の体験談を紹介しました。

参加者からは、難しかったことや困ったこと、「セミナーは何回位参加したか?」「内定を得るまで何社ぐらいに応募したか?」「何カ月くらい就職活動をしたか?」など、具体的な質問が多く寄せられました。

 

<Section2> ヒューマンリソシアの「GIT(Global IT Talent)」サービスについて

当社では、世界40カ国以上から800名以上のエンジニアを正社員採用し、国内企業のプロジェクトに派遣する、「GITサービス」を展開しています。

Section2では、GITサービスについて、またGITエンジニアたちがどのように活躍しているかをご紹介しました。

 

<Section3> 留学生にむけたメッセージ

最後に、35年間、JICAでアジア各国と日本の人材交流に尽力されたのち、フィリピンと日本の交流事業を手掛ける株式会社reapleを立ち上げた代表の佐々木氏より、参加された留学生たちの将来に向け、熱いメッセージをいただきました。

以下に一部をご紹介します。

「私は、JICAでの活動において、多くのアジア各国の方々に助けられ、交流を持ちました。今、それらの恩返しとして、reapleを立ち上げ、活動しています。

私が皆さんにお伝えしたいことは 、異なる経験や能力を持つ優秀な皆さんが、「日本を変える」ということです。日本での就職はBIGチャレンジですが、皆さんの経験は母国の発展につながり、後輩たちにとって、大きな希望となります。ぜひその経験を楽しんでください。」

■ヒューマンリソシアの「Global IT Talentサービス」について

世界各国から優秀なITエンジニアを採用し、国内企業に派遣するグローバルプロジェクト。世界40を超える国から800名以上を採用し、国内企業に派遣しています。日本語教育にて30 年以上の実績をもつグループ会社のノウハウを活用し、ITエンジニアとして必要な日本語力を育成したうえで、顧客企業のITプロジェクトに派遣しています。多くのGITエンジニアたちが、海外ベースのITスキル、開発手法、発想、アイデアを武器に、日本企業で活躍しています。

サービスサイトURL: https://git.resocia.jp

※2020年8月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。