海外ITエンジニア派遣「GIT(Global IT Talent)サービス」
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    GITサービス お客様事例

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    「優秀な人材を世界中から集める」というグローバル人材活用の新たな考え方
    ──日鉄ソリューションズ(NSSOL)がGITサービスを活用した目的とは

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    ビジネスのグローバル化に伴い、グローバル人材を確保したいと考える企業は多い。ところが、言葉や文化の壁、ビザ、在留資格の手続きなどのハードルが立ちはだかり、なかなか採用に踏み切れないケースも少なくない。そうした悩みを解決してくれるのが総合人材サービス企業ヒューマンリソシアの海外ITエンジニア派遣「GIT(Global IT Talent)」サービスだ。

    日鉄ソリューションズ(NSSOL)は、GITサービスを通じて外国人エンジニアを派遣活用している企業の一つだ。しかしその目的はあくまでも「優秀なエンジニアを採用する」ためだという。
    どういうことだろうか――。

    ※2021年3月9日公開/出典:@IT

    優秀なエンジニアを募集したら、出会ったのはスペイン人だった


    日本製鉄の情報システム部門を前身に持ち、製造業のフィールドで培った経験と技術力を生かし、金融や流通・サービス、通信、社会公共など幅広い業種向けにITソリューションを提供するNSSOL。同社のシステム研究開発センター(以下、シス研)は、データ分析、最適化、自然言語処理といった高度な知的処理技術と「データ活用ライフサイクル」と呼ぶ継続的なデータ活用の仕組みの研究開発を通じ、顧客業務の高度化や、ビジネスの改善、改革を実現している部門で、同社の中でも先端技術を扱っている。

    「プロセッサとWi-Fiモジュールが付いた開発ボードが、爪2枚ほどの小ささになり、1枚3ドルいう低価格で入手できるようになった現在、コンピュータは、部屋中のあらゆる場所にばらまくこともできるし、今後はベルトやボタンなど、体中の至るところに装着することもできるようになっていくでしょう。私たちアンビエントテクノロジーグループは、そうした新しい時代のコンピューティングについて、主にAR(拡張現実)、VR(仮想現実)、ディープラーニングといった技術にフォーカスし、数年先のビジネスに生かすための研究開発を行っています」と話すのは、NSSOL システム研究開発センター インテリジェンス研究部 統括研究員 東英樹氏だ。

    そのアンビエントテクノロジーグループにGITエンジニアとして派遣されているのが、スペイン出身のエンジニア、ホセ氏だ。

    NSSOL システム研究開発センター インテリジェンス研究部 統括研究員 東英樹氏
    ▲NSSOL システム研究開発センター インテリジェンス研究部 統括研究員 東英樹氏

    ホセ氏は、バルセロナにあるカタルーニャ工科大学を2010年2月に卒業し、コンピュータサイエンスの学士号を取得。最終年度のプロジェクトで最優等評価(10段階評価で10)を得ている。来日前には、スペインでPHPによるWebポータルの設計・実装を約3年、オーストリアでJavaによる医療機関向けソリューションの資源計画専用モジュール開発を約5年半手掛けてきた、スキルと経験を兼ね備えた優秀なエンジニアだ。

    実はホセ氏、ディープラーニングのエンジニアになることを目指して日本に来たが、AIに関する実務経験はなく、UdacityやCourseraで学んだのみ。それなのになぜ、NSSOLはホセ氏を受け入れたのだろうか。

    「ホセさんを採用した3年前は、市場にAI関連の人材が不足していて、ディープラーニングに至っては、経験者がほとんど見つかりませんでした。また、シス研は、先端技術の開発だけでなく人材育成というミッションも担っています。特にグローバル人材にこだわったわけではなく、AIの開発経験の有無を問わずに優秀な人材、AI分野に意欲のある人材を広く募集したところ、ホセさんに出会いました」(東氏)

    その後ホセ氏はめきめきと頭角を現し、仕事にやりがいと喜びを感じているという。

    「現在は、コンピュータビジョン分野のプロジェクトに携わっています。コンピュータに画像を理解させることは非常に難しいタスクでチャレンジングですが、ときに驚くほど良い結果が得られ、まるで魔法のように感じられます。このようなアルゴリズムのプログラミングに参加できることはとても素晴らしい経験ですし、スマートグラスやロボットアームといった新しいハードウェアを使用するプロジェクトはとてもやりがいがあります。このような機会にめぐりあえたことをとても光栄に思っています」(ホセ氏)

    日本語スキルや煩雑なビザ、在留資格の手続きはヒューマンリソシアがサポート


    シス研はもともと何人かの外国人が仕事をしていたこともあり、ホセ氏の受け入れにハードルは感じなかったという。しかし通常は、外国人エンジニアの受け入れ態勢が気になるところ。具体的にどのようなことを行っているのだろうか。

    まず、言葉の壁について。

    「チーム内のコミュニケーションは、日本語で行っていますが、GITエンジニアは皆さん、コミュニケーションが図れるレベルの日本語力があるので大きな問題はありません。ホセさんも当初から日常会話は問題なく行えました。現在は来日当時よりも格段に日本語力が向上しています」(東氏)

    エンジニアの日本語力については、ヒューマンリソシアもサポートに力を入れている。

    ホセ氏
    ▲ホセ氏

    「ヒューマンリソシアは教育事業をバックボーンとしたヒューマングループの一員です。30年以上日本語教育を行っているグループ会社、ヒューマンアカデミー日本語学校のノウハウを生かして、事前にエンジニアの日本語レベルのチェックや教育もしっかりと行っています」と説明するのは、ヒューマンリソシア GIT事業部の営業担当 増田夏子氏だ。

    GITエンジニアは「日本で働きたい」という明確な意志を持っているため、来日直後でも日本語能力試験「JLPT」のN3~N4(日常会話レベル)の人が多いという。また、来日後にさらなる日本語力アップのため、ヒューマンリソシアが日本語研修をしているとのこと。ただし、高度な日本語力となると、全員が備えているわけではない。そのためシス研では、必要に応じて周囲の日本人エンジニアがサポートしているという。

    「日本語ドキュメントを書く場合は、フィニッシュを日本人エンジニアが受け持つことでクオリティーを保証します。部内のレポートならば表現の良しあしは本質的な問題ではないため、本人にそのまま書いてもらいます」(東氏)

    ホセ氏も「日本語をもっと上達したいので普段は日本語で話すようにしていますが、単語が分からないときもあります。そういうときは英語で伝えると上司がすぐに理解してくれるので、とても助かります」と、コミュニケーションの取りやすさも感じている。NSSOLでは副次的な効果として、ホセ氏とより円滑なコミュニケーションを図るために、周囲の日本人エンジニアたちが少しずつ英語を話すようにもなっているという。

    「言葉の壁を解決する」というと、外国人エンジニアの日本語力向上ばかりを考えがちだが、現場における英語使用のハードルを下げるのも解決策の一つだということを忘れてはならない。あえて外国人エンジニアとのコミュニケーション機会を増やすことで、現場の意識を変えていくことも大切な取り組みといえるだろう。

    文化の壁はどうだろう。

    「ムスリム(イスラム教徒)のエンジニアには、お祈りのために会議室を会社から提供するなどしています。また、欧米系のエンジニアは日本と比べて長めのバケーションを取る習慣がありますが、それも外国の文化として認めています」(東氏)

    また、イスラム教やヒンズー教のように、戒律で飲んだり食べたりしてはいけないものが定められている宗教もある。職場で親睦会を開催する場合などは、こうした面も配慮する必要があるという。

    グローバル人材受け入れ経験が少ない企業の場合は、ヒューマンリソシアの営業スタッフが、受け入れ態勢から業務上での留意点、どうすれば円滑に人材を活用できるかを丁寧にアドバイスしてくれるという。エンジニアの現場入場後は、定期的に現場を訪問し、エンジニアとお客さま双方からヒアリングを行い、フォローアップを行う。

    ビザ、在留資格取得も心配は無用だ。

    「グローバル人材を採用するには、ビザ、在留資格取得などの手続きが必要ですが、GITエンジニアはヒューマンリソシアが正社員として雇用し、派遣するため、お客さまがこれらの手続きに煩わされることはありません」(増田氏)

    GITエンジニアはなぜ優秀なのか?


    日本語力のところでも触れたように、GITエンジニアたちは「日本で働きたい」という明確な意志を持った人たちばかり。そして、その理由の多くは「日本が好きだから」というものだという。ホセ氏も、旅行で東京や広島、奈良などを訪れており、来日前から日本の文化や自然に魅せられていた。

    GITエンジニアの日本文化への興味は、チームにいち早く解け込む強力な要素だ。「日本をもっと知りたい」「日本の暮らしになじみたい」という目的意識があるため、知識欲が旺盛で向上心も高く、日本文化やビジネスマナーなども積極的に吸収しようという意欲にあふれているエンジニアが多いという。

    技術的なスキルも申し分ない。教育ビジネスを母体としているヒューマングループの強みを生かし、世界40カ国から優秀な人材を受け入れており、その出身大学には名門の名がずらりと並ぶ。

    そのため、NSSOLのように、グローバル人材という視点ではなく、「マルチリンガルで専門知識を持つ優秀なエンジニア」という視点で、GITエンジニアの活用を検討する企業が増えている。

    現在、GITを通じて日本国内で活躍しているエンジニアは、オープン系開発エンジニアが全体の50%、AIやビッグデータ領域のエンジニアが25%、インフラや組み込み系エンジニアなどその他の領域が25%という内訳だという。グローバル人材の活用は、ITのさまざまな領域で既に始まっているのだ。

    来るべき時代に向けた新たなグローバル人材活用を!


    ヒューマンリソシア GIT事業部 営業部長 坂口侑慈氏は、「日本では、少子高齢化によるさまざまな課題が指摘されています。国内人口が減れば国内消費も減少するため、おのずとビジネスは海外にも目を向けるようになります。ビジネスを成長させ続けるにはグローバル化が必須の課題です。あらゆる企業において、グローバル人材の活用は必須といえるのではないでしょうか」と考える。

    リモートワークも兼ねてよりその必要性が叫ばれていながら、否定的な意見が出たり、不安視されている面があったりして、よほど先進的な企業以外では、導入が進んでいなかった。しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で外出が制限されると、雪崩を打ったようにリモートワークの導入が進んだ。出遅れてしまった企業も多かったのは周知の通りだ。そして現在では、リモートワークを一切導入していない企業の方が珍しく、異質とも受け止められかねない状況にある。

    グローバル人材の活用にも同じことがいえるだろう。「言葉の壁が」「文化の違いが」と不安視するよりも、いずれは必要になることと捉え、早い段階から検討し、態勢を整えておくべきではないだろうか。

    「外国人の手を借りる必要はない」という企業もあるだろう。

    しかし、外国人を採用することを目的とするのではなく、「必要な要件を満たした人を採用したらたまたま外国人だった」というNSSOLのようなケースもある。

    他社に先駆けて優秀な人材を確保したいと考えているのであれば、母集団は大きい方がいい。もはや「日本人だから」「外国人だから」という線引きをする時代ではない。

    「優秀な人材を世界中から集める」という考え方でグローバル人材を活用していくべきときが来ている。そのとき、ヒューマンリソシアのGITサービスは心強い味方になってくれるはずだ。

    ※2021年2月に取材した内容にもとづき、記事を作成しています。所属、役職等は取材時のものです。
    ※記事内の製品名、商品名等は、一般に各社の商標または登録商標です。

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